治療の流れ
1.保険証の提出
まずは受付で保険証を提出してください。
3.診察
問診表をもとにお話をお伺いして、虫歯の検査・歯周病の検査・レントゲン撮影などを行います。
4.治療計画のご説明
検査結果に基づいて、治療計画をご説明します。
5.治療の開始
診療科目
虫歯治療について
虫歯は口腔内に常在している細菌が産生した酸によって歯が破壊される病気です。
近年、接着技術は進歩し、歯を削る量は最小限にとどめられるようになりました。
ひろはしハートフル歯科では、「ミニマルインターベンション(最小限の外科的侵襲)による齲蝕管理の原則」に基づいた治療を心掛けています。
1.口腔内細菌叢の改善
虫歯がなぜできるのかを患者さまと一緒に考えます。
2.患者教育
細菌の数をコントロールしてお口の中を清潔に保ちます。
3.齲窩を形成していない初期エナメル質および象牙質齲蝕の再石灰
穴の開いていない虫歯は削らずに、再石灰化が優位になるような環境を整え維持します。
4.齲窩を形成した病変への最小限の外科的侵襲による修復処置
歯科材料の進歩により、虫歯で穴があいてしまっても、健康的な歯はできるだけ削らずに接着を用いた治療をします。
5.修復物のリペア
接着技術を用いて、欠けたり虫歯になったりした修復物は修復します。
虫歯にもいろいろなケースがあり、齲窩を形成していない初期の虫歯であれば、適切なケアを続けることで、進行を遅らせたり、再石灰化して元の状態に戻っていくことが分かってきました。
このような虫歯は、早期に大きく治療する必要はないと考えられます。
しかし、お口の中の衛生状態によっては、積極的に削って詰める、神経を取るという選択が必要となります。
小児歯科
ひろはしハートフル歯科では、お子さまの治療の場合でも大人と同様に、コミュニケーションを重視し、対話を大切にしながら診療を進めています。
お子さまの場合、ご家族に連れられて来院されることが多いと思います。
「どのような治療を受けるのだろう」「痛くないのかな」など様々な不安を抱いております。
そこで、ひろはしハートフル歯科では、お口の中の状態をCCDカメラで撮影し、お口の中の状態をお子さまにも分かりやすい言葉を選んでご説明し、なぜ治療が必要なのかを分かりやすく伝え、コミュニケーションをとることで、納得して治療に協力してもらえる環境を作るようにしています。
定期健診に関して
お口の状態にもよりますが、3か月~6か月ごとに定期検診を受けられることをお奨めしております。
①. 虫歯の確認
虫歯が新しく出来ていないかチェックします。
②. 歯並びの確認(永久歯への生えかわり)
歯の生えかわり時期は、特に注意が必要な時期です。
③. フッ素塗布
フッ素を塗布することで、虫歯になりにくい歯を作っていきます。
小児矯正歯科
ひろはしハートフル歯科では、小児用矯正マウスピース(プレオルソ®)を用いた、「小児矯正の早期治療」を行っております。
「早期治療」とは、6歳から10歳くらいの間にはじめる治療のことをいいます。
(この時期に乳歯から永久歯にはえかわります)
この時期に悪い状態にあれば、永久歯がそろいやすい環境をつくり、永久歯の矯正治療をはじめるための準備をするのがこの時期の治療の目的といえるでしょう。
さらに広範囲な治療が必要と思われる症例は、最初からより経験と実績が豊富な専門医から高い技術の治療をうけていただくため、専門の治療機関をご紹介しています。
▲シリコン由来の素材でできた小児用矯正マウスピース
小児矯正治療では、歯並びや、噛み合わせなど状況にあわせて治療計画を立て、治療をすすめていきます。
上の前歯に隙間がある場合(8歳頃~)
上の前歯の真ん中の隙間(1mm~3mm)は隣の永久歯や犬歯の萌出によって自然に閉じてきます。
まずは永久歯の萌出がある程度すすむまで経過観察をします。それ以上の隙間が認められる場合はまわりの歯肉の状態を診査し、レントゲン撮影によって異常がないか確認します。
下の前歯の歯並びが悪い場合(8歳頃~)
顎の成長途中であるこの時期は、顎が小さく下の前歯の永久歯が多少ガタガタに生えることがあります。顎の側方への成長によって歯並びは自然に治ることが多くみられます。
しかし程度が著しい場合は矯正専門医への相談が必要です。
上下の顎の大きさにズレがある場合(6歳頃~)
反対咬合や出っ歯など、骨格的なズレの症状が明らかな場合、骨の成長を誘導する取り外し式の装置(プレオルソ® )を用いて治療を開始します。
早期に骨格的な不調和を改善することにより正しい咬み合わせのための土台を整えることが出来ます。
上の前歯の歯並びが悪い場合(8歳頃~)
前と後ろが逆に咬んでロックされている歯が存在すると、顎の正しい成長が阻害されることがあります。
固定式の矯正装置を用いて正しい位置に歯を誘導するため、矯正専門医への相談が必要です。
歯周病治療
歯科治療を行う際には、歯周病の治療が最も大切な治療となります。
ひろはしハートフル歯科では、主訴の解決および歯周治療を最優先いたします。
歯周病とはどんな病気?
「歯を失う原因の第一位は歯周病です!!」
歯周病とは、歯を支えている組織(歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質)に起こる、さまざまな症状の総称です。厚生労働省の歯科疾患に関する調査によると、35歳以上の日本人の約80%が歯周病に罹患していることが分かりました。
40歳以上の成人が歯を失う原因の第一位は、歯周病です。
歯周病の原因
歯周病は、歯と歯肉のすき間(歯周ポケット)にたまった、歯垢(プラーク:無数の細菌とその細菌が出す産生物がくっついて塊になったもの)に含まれる歯周病原細菌が原因となって発症する感染症です。
また、肥満や糖尿病などの全身疾患と歯周病とのかかわりも解明しつつあり、歯周病は感染症と同時に、生活習慣病とも言われるようになりました。
歯周病を発症・進行させる2つのリスク
口腔内の環境と歯周病
「口腔内の環境」には、次のようなリスクファクター(危険因子)が潜んでいます。
歯石 | 歯垢(プラーク)に唾液中のカルシウムやリン酸などが沈着すると歯石になります。また、歯石はさらにプラークがつきやすいため、炎症など症状が悪化するおそれがあります。 |
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歯並び | 歯並びが悪い部分は、歯磨きが不十分になりやすいため、プラークが付着し、炎症が起こりやすくなります。 |
不適切な歯科治療 | 歯に合わない冠(クラウン)などの周りには、プラークが付着しやすくなります。
また、歯が抜けた後の処置や齲蝕の治療などをせず、不完全なまま放置していると、歯を磨きにくくなることでプラークの蓄積が助長されます。 |
不良習癖 |
「口呼吸」や「歯ぎしり」など、くせになっている習慣が歯周病を悪化させる可能性があります。 口呼吸 鼻でなく口で呼吸すると、口の中が乾燥してプラークが付着しやすくなります。 歯ぎしり 歯ぎしりは、歯の動揺を強めて歯周組織に負担をかけます。 |
生活習慣と歯周病
「口腔内環境はもちろん、「生活習慣」にも、次のようなリスクファクター(危険因子)が潜んでいます。
喫煙 | 喫煙者はたばこを吸わない人に比べて2~5倍歯周病になりやすいことがわかっています。
喫煙は血管を収縮させ、歯肉の血行を悪化させるとともに、白血球の機能を低下させ、歯周組織の抵抗能力を弱めます。 |
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糖尿病 | 糖尿病になると細菌感染に対する抵抗力が低下し、歯周病が悪化しやすい状態になります。
また最近の研究では、徹底した歯周病治療が血糖値の改善に関連があることが分かってきました。 |
ストレス | ストレスホルモン分泌による免疫力の低下の影響のほか、生活習慣(ブラッシング、喫煙、食生活など)が変化したりすることで、歯周病が悪化しやすい状態になります。 |
食習慣 | 間食の回数が多い、やわらかい食べ物を好むといった食習慣は、プラークの蓄積を促します。
また、不規則な食事、偏った栄養は全身の健康にも悪影響を及ぼします。 |
歯周病の進行
歯周病の症状は、歯肉が腫れる歯肉炎と、顎の骨が溶解する歯周炎に大別されます。
1.軽度(歯肉炎)
健康な歯茎はうすいピンク色で引き締まっています。歯周病菌に悪さをされると、歯肉が炎症を起こし赤く腫れ、歯磨き時に出血します。
歯と歯肉の境目付近に歯垢や歯石がついていますが、歯を支えている骨(歯槽骨)の吸収はありません。
歯周ポケットは3mm以内で、この段階では歯科医院で歯石や着色などの除去を受け、適切なブラッシングを行えば完治させることができます。(図の①の状態です)
歯肉炎は歯肉だけにみられる炎症ですが、そのままの状態が続くと炎症が拡大し、歯の周りの組織を破壊する歯周炎に進行してしまいます。
図①
2.中等度(歯周炎)
歯肉炎が進行すると、歯肉だけではなく、歯を支える周りの組織(歯肉・セメント質・歯槽骨・歯根膜)にまで炎症が広がり、顎の骨の吸収(歯根を支えている歯槽骨の溶解)が始まります。
歯肉の腫れや出血が見られ、膿が出ることもあります。顎の骨の溶解が進むと、歯が前後左右ぐらぐらするようになります。
歯周ポケットが4mm~7mmまで深くなり、歯肉の下の歯根部分にまで歯垢や歯石が付着しています。
図②
3. 重度(歯周炎)
顎の骨の溶解がかなり進み、支えを失った歯が、上下方向にも動くようになります。
歯をかみ合わせると痛みを感じるため、食事に支障をきたすようにもなります。歯周ポケットは、6mm~8mm以上となり、歯の周りに大量の歯垢や歯石が付着しています。
(図の②③と進行していきます)
図③
歯周病の予防・治療
歯周病の予防・治療は、患者さま自身のセルフケアと、歯科医院での定期検診・治療的処置も含めたプロケアの組み合わせで、プラークコントロールを行うことが大切です。
セルフケア
家庭で行うプラークコントロール
歯肉縁上のプラークコントロールが目的で、歯ブラシによる毎日のブラッシングが基本です。
また、間食を減らし規則的な食生活を送るようにする・よく噛んで唾液をたくさんだすなどの生活習慣の改善も大切です。
プロケア
診療室で行うプラークコントロールならびにスケーリング・ルートプレーニング
患者さん本人によるプラークコントロールを基本に、専門的には次のような治療を進めます。
1 | 患者さま自身が日ごろから適切にケアできるように、ご自分では除去できなかったプラークの停滞部位の磨き方のポイント、歯間ブラシ・ワンタフトブラシ・デンタルフロスなどの補助清掃用具の使用方法などの清掃指導を行い、プラーク除去効果をより高めます。
炎症が歯肉にとどまる歯肉炎であれば、プラークを適切に取り除き、また歯肉から上部分に付着する歯肉縁上の歯石除去(スケーリング)を行なうことで、病気を治すことも可能です。 |
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2 | スケーリング・ルートプレーニング
炎症が歯周炎に進行すると、歯周病原細菌が歯肉の奥深いところまで侵入し、ブラッシングや歯肉縁上のスケーリングだけでは改善がみられません。麻酔を使用してのスケーリング・ルートプレーニング(歯肉縁下のプラークや歯石の除去)を行います。スケーリング・ルートプレーニング(注)でも取り除けないほどに汚れが付着している場合は、歯周外科的処置を行う場合があります。 (注)スケーリングとは、歯周ポケット内のプラークや歯石を、専用の器具を使って除去することです。そのうえで、細菌によって破壊されたセメント質を削り取り歯根部の表面を滑沢なつるつるの面の状態にして、歯肉への刺激を軽減し、再び歯石がつくのを防ぎます。これをルートプレーニングといいます。 |
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保険外治療の義歯
コンフォート
コンフォートとは
コンフォートは、硬い入れ歯の裏面を生体用シリコーンというクッションで覆う、全く新しい入れ歯の技術です。
生体用シリコーンの弾性が、入れ歯でグッと噛んだときの歯肉にかかる負担をやわらげ、驚くほどの吸着力を発揮。
痛い・噛めない・外れやすい」といった、従来の入れ歯の悩みを解消するとともに、あなたの歯肉をやさしく守ります
※今お使いの入れ歯にも加工できます。
ただし、入れ歯の材質によっては、加工できないものもあります。
コンフォートの利点
歯肉をやさしく保護する
生体用シリコーンは、粘膜に近い粘性・弾性があり、粘膜や歯槽骨の負担を軽減し、硬い義歯による歯肉のトラブルを緩和します。
痛みを和らげ、硬いものが咬める
生体用シリコーンの柔軟性により咬合圧が分散し、咬合力が向上します。
外れにくい
生体用シリコーンの適度な弾性特性による効果により、吸着性を更に高めます。
ノンクラスプ義歯(バルプラスト)
ノンクラスプ義歯(バルプラスト)とは
金属の金具を使用しない入れ歯です。薄くて丈夫な素材を使用して製作するため、見た目にも入れ歯であることがわかりにくく、違和感が軽減できます。
また一部分だけに目立たないように金属を使用した、より強くかめる頑丈なタイプもあります。
(多数歯欠損の場合、強度確保のために金属を併用する場合があります)
バルプラストの利点
見た目が自然
金属のクラスプ(留め金)が無く、装着したときは歯肉の色を透過してより自然な見た目となり、義歯を口腔内に入れても一目では区別がつきません。
快適
弾性が強いため義歯床の厚さを非常に薄くできるので装着感が良く、また破折のしにくい素材で、違和感が少なくなります。
機能性
咀嚼・発音機能は平常通りで、安定性も良く従来の従来の義歯の1/2の重さです。
磁性アタッチメント
磁性アタッチメントとは
磁性アタッチメントとは、残っている歯根に埋め込む磁性金属(キーパー)と、義歯に埋め込む磁石からなります。
磁力の強さは、使用する磁石の大きさで異なりますが、アタッチメント1個当たり最大600gの力があります。
当然、磁石の数が多いほど入れ歯のくっつきは強くなりますが、しっかりとした歯がどれだけあるかで個数は変わります。
歯根が残っていない場合、インプラント(人工歯根)を用いて義歯の安定をさせる方法もあります。
磁性アタッチメント義歯の利点
入れ歯が目立たない
磁性アタッチメントは、磁石の吸引力を利用して義歯を維持する装置です。そのためバネをつける必要がなく義歯が目立ちにくくなります。
取り付け・取り外しが簡単
磁性アタッチメントは、磁石の吸引力で自動的に所定の位置に戻ります。そのため義歯の取り付けや取り外しが簡単に行えます。またシンプルな形に作られているので、義歯の手入れやブラッシングが比較的容易で、介護を必要とされる方に有用な治療法です。
歯に優しい
磁性アタッチメントは、歯に無理な力が加わるとすぐに外れるので、残っている歯に負担が小さく優しい装置です。
MRI検査を受ける時
MRI検査室内には磁性アタッチメント義歯を持ちこまない
お口の中に設置されている磁性アタッチメントのキーパーは磁石ではありません。しかし、MRI検査は磁場を用いて検査するので、義歯の中の磁石には影響を与えます。義歯を外して検査室外に置いてMRI検査を受ければ、吸着が損なわれることはありません。
審美歯科とは
審美歯科とは、美しい口元を作ることを目的として治療を行います。
「歯の役割は何ですか?」と質問すると、多くの人が「食べ物を噛むこと」と答えます。
しかし、しっかりと噛んで食事をするという機能はもちろんですが、人と笑顔でコミュニケーションをとるためにも「美しい口元」であることはとても重要です。
私達が笑顔で健康な充実した生活を送るために歯の健康は欠かせないのです。
一般歯科は虫歯や歯周病の治療など、主に歯の機能の回復を目的とする治療です。
虫歯治療で使う銀の詰め物やかぶせ物は目立ってしまって審美性でちょっと気になるという方も多いのではないでしょうか。
審美歯科では、虫歯や歯周病治療のなどの一般的な治療(機能の回復)に加え、美しさを求めること(審美性の向上)を併せ持った治療を行います。
例えば、歯を削らずに歯の色を白く綺麗に美しくするには、歯の表面の色素の除去・歯石の除去を行う「クリーニング」や歯の色そのものを白くする「ホワイトニング」があります。
しかし、クリーニング・ホワイトニングでは歯並びをキレイにすることは出来ません。
歯並びをキレイにするためには、「セラミックのかぶせ物(オールセラミックやラミネートべニアなど)や「矯正治療」が必要となります。
また歯肉の色をピンク色にすることで、若々しい健康的な口元を追求することができます。
以上のように、「審美歯科」と言っても、それぞれの患者さまのニーズによって処置方法が大きく異なります。
ひろはしハートフル歯科では、お一人お一人のお悩みにそった、最適の治療方法のカウンセリングを行いご提案します。
審美歯科の治療メニュー
歯と歯肉のトリートメント・PMTC(プロによるクリーニング)
定期的な歯のトリートメントは、審美だけでなく予防にも効果が高いと考えられます。
日ごろのブラッシングでは取りにくい歯周ポケットに潜むプラークや歯石を歯科衛生士がクリーニングします。
歯の表面の着色は専用の柔らかいゴムブラシで丁寧に磨きあげます。
患者さま自身が持つ歯の本来の色合いがよみがえるばかりでなく虫歯や歯周病の予防や早期発見に効果を発揮します。
また、セラミック治療などのメンテナンスとしてお勧めの処置です。
ホワイトニング
クリーニングだけでは改善が難しい、歯の色がもともと黄ばんでいる場合や褐色の線が認められる場合などは、ホワイトニングをお勧めします。
歯の表面に薬剤を塗ることにより、漂白作用で歯の色を白くする治療方法です。
この治療により、患者さま自身が持つ歯の本来の色合いよりワンランク上の白い歯に改善することができます。
歯肉のメラニン除去
歯肉の黒ずみの原因は、歯の治療に使われている金属の溶出やアレルギー・差し歯などによる歯肉の炎症・歯周病による血行障害などでメラニン色素が増えることが考えられます。最初に歯肉が変色する原因を取り除きます。
それでも歯肉の色が改善されない場合は、レーザーを数回照射し、メラニン細胞を除去するクリーニングを行ないます。
ひろはしハートフル歯科ではEr:YAGレーザーを使用して、ピンク色の歯肉に改善することができます。
レーザーは痛みも副作用もなく、しかも殺菌効果もあり安全性の高い治療法です。
治療する箇所に2回ほどレーザーを照射し、1~2週間後に再度治療を行ないます。
メラニン色素の沈着具合にもよりますが、比較的短期間で歯肉の色はきれいなピンク色になります。
セラミック法の治療の種類と方法
ひろはしハートフル歯科では、単に白い補綴物を入れるのではなく、どのような種類の素材を選択すれば理想のお口に近づくことができるか、最適の治療方法のカウンセリングを行いご提案します。
インレー(詰め物) | |||
---|---|---|---|
ハイブリッドインレー | プラスッティクとセラミックとの合成の白い詰め物 | 30,000円 | |
オールセラミックインレー | セラミックの白い詰め物 | 50,000円 | |
ゴールドインレー18K | 18Kの詰め物 | 45,000円 | |
ゴールドインレー20K | 20Kの詰め物 | 50,000円 | |
クラウン(かぶせ物) | |||
メタルボンド冠 | 内面が金属で外面がセラミックの白いかぶせ物(土台込み) | 85,000 円~
100,000円 |
|
オールセラミック冠 | 全部がセラミックの白いかぶせ物 | 120,000円 | |
ゴールドクラウン18K | 18Kのかぶせ物 | 90,000円 | |
ゴールドクラウン20K | 20Kのかぶせ物 | 100,000円 | |
コア(土台) | |||
ファイバーコア | 白い弾性のある土台で型を取って技工所で製作 | 15,000円 | |
部分入れ歯 | |||
金属床部分義歯 | 本体とバネが一体化した薄くて丈夫な金属製の義歯 | 200,000 円~
300,000円 |
|
磁性アタッチメント義歯 | バネがない磁石で維持する薄くて丈夫な金属製の義歯 | 260,000円~ | |
ノンクラスプ義歯 | バネがない弾性のある義歯
メタルフリー |
100,000円~
200,000円 |
|
総入れ歯 | |||
金属床総義歯 | 本体が薄くて丈夫な金属製の総義歯 | 200,000 円~
300,000円 |
はじめにインレーとクラウンの違いについて
保険治療のインレー・クラウンは、主に金銀パラジウム合金を使用し、審美性が低く、時間が経つと歯や歯肉の変色、また稀に金属アレルギーなどを引き起こす可能性があります。
セラミックインレー
齲窩を削り、セラミックの詰め物(インレー)を入れる治療です。
虫歯が比較的小さくその範囲が狭い場合や、もともと治療済みで金属などを詰めてあるものを取り換える場合など、健全な部分が多く残っている場合に行います。
歯を削る量が少なく、残っている歯の色と同じような色の詰め物ができるために金属の詰め物のように審美性を損ねることがないことです。また金属を全く使っていないので、金属アレルギーの心配がありません。
ひろはしハートフル歯科では、インレーではハイブリットセラミックスを推奨しています。
セラミッククラウン
歯の全体を約1~1.5mmほど削り、その上にセラミックの被せ物(クラウン)をかぶせる方法です。
この治療法のメリットは治療後の変色もなく歯の色や白さを自由に変えることができることや虫歯などにより失われた部分が大きい場合でも行えること、ある程度までは歯並びやかみ合わせも整えることができることです。
デメリットとしては歯を削る量が多く、神経のある歯の場合には知覚過敏の症状が出る可能性があることや場合によっては神経を取らなければならないことがあることなどが挙げられます。
セラミックは「総称」であり、使う素材によりその名称は異なります。
審美歯科で用いるセラミックは、ジルコニアセラミック・オールセラミック・メタルボンドセラミックがあり、「2つの層」からできています。
外側の素材はどれも同じセラミックですが、内側の素材が「ジルコニア」「アルミナ」「金属」と異なります。
これにより名称も異なり、「ジルコニア」を使っている場合は、ジルコニアオールセラミック、「アルミナ」の場合は、オールセラミック、「金属」の場合はメタルボンドセラミックという名称となります。
ひろはしハートフル歯科では、前歯部のクラウンではオールセラミックスを、また臼歯部ではジルコニア・ハイブリットセラミックスを推奨しています。
以下にそれぞれの特徴を示します。
ジルコニアとは
模造ダイヤとしても有名なジルコニアをCAD/CAMでブロックから削り出して製作します。
天然歯に近い色調を再現できるだけでなく、咬み合わせの力がとても強い方にも破折の心配が少なくブリッジにも推奨できます。
こんな方におすすめ
メリット
デメリット
オールセラミックとは
名称の通り、すべてがセラミックでできています。通常金属で補強するコーピング(内側)部分を「アルミナ」という強化セラミックで製作し、さらにその上にセラミックを築盛し製作します。
永年の使用にも変色せず、健康的な白い歯の輝きで、天然歯の様な美しさを保ち、自然な色調が再現できます。
こんな方におすすめ
メリット
デメリット
メタルボンドセラミックとは
通常の保険のきかない差し歯がこれにあたり、歯の内側に「金属」を使った、強度(耐久性)を重視したセラミックです。
色調、形態ともに優れ、唾液の吸収による変色や口臭の心配もありません。内側を強固な金属で補強しますのでブリッジにも使用できます。
こんな方におすすめ
メリット
デメリット
レジン前装鋳造冠とは
保険で前歯のクラウンを作る場合には、ほとんどの場合、レジン前装鋳造冠になります。
メリット
デメリット
ハイブリットセラミックスとは
レジン(歯科用プラスチック)にセラミック(陶器)の粉末を混ぜた素材です。
レジンは「変色しやすく破損しやすい」という欠点があり、セラミックには「硬すぎる」という欠点がありますが、その両者の欠点をうまくカバーし、それぞれの長所を生かした素材がハイブリッドセラミックスです。
こんな方におすすめ
メリット
デメリット
ラミネートベニアとは
歯の表面を薄く(0.5~0.8mm)削って薄いセラミックを歯の表面に貼り付ける治療方法です。芸能人やモデルのきれいな歯をイメージして下さい。
こんな方におすすめ
メリット
デメリット
矯正治療
口元の美しさを考えるうえで、歯並びは重要な要素のひとつとなります。
ひろはしハートフル歯科では、比較的軽度な叢生(乱杭歯)・離開空隙のある歯列の矯正など原則として非抜歯での治療が可能な場合に、透明なマウスピース(アソアライナー)による矯正治療を行っております。
また抜歯を伴う症例などにつきましては、より経験と実績が豊富な専門医から高い技術の治療をうけていただくため、専門の治療機関をご紹介しています。
患者さまの歯や顎の状態は当院でも把握していますので、専門の治療機関で治療中に不安や疑問があった場合にはセカンドオピニオンも可能です。
アソアライナーは、透明で薄く審美的に優れた取り外しのできるマウスピース型の矯正装置です。
材料の弾性を利用し、必要な矯正力を必要な部位に加えることで、少しずつ歯を移動させます。
通常1ヶ月に一度の間隔で印象採得を行い、その都度アライナーを作製します。
食事やブラッシング中は装置を取り外せるため、普段と同じように生活ができます。
しかしその分、取り外しができるため患者さんの意思が強くなければ効果がないといったデメリットがあります。また、このアライナーを利用して、ホワイトニングも可能です。
診療日時
衛生管理・院内感染予防
衛生管理・院内感染防止の取り組み
歯科治療では、患者様間の直接的な接触はなく、通常、直接感染することはありません。
歯科での感染の多くは、治療器具や医療従事者の手を介して起こります。
そのため、ひろはしハートフル歯科では、患者さんのお口の中に入れる治療器具はもちろん、間接的にお口の中の唾液や血液に触れる可能性が少しでもある器具に対してディスポーザブル(使い捨て)のものを使用するか、
滅菌(注1)処理をしています。
また、滅菌が困難な器具に対しては、薬液による
消毒(注2)処理を施しております。
(注1)滅菌とは…
滅菌(めっきん、sterilization)とは、対象物に存在している増殖性を持つあらゆる微生物(主に細菌類)を完全に殺滅、又は除去する状態を実現するための作用・操作をいう。
微生物を完全に殺滅・除去された状態を「無菌(状態)」というが、現実には完全な無菌を保証することは困難であるため、通常「滅菌」とは微生物が生育できる可能性を限りなくゼロに近づける行為をさして使用される。
医療機器の滅菌等においては、滅菌後の医療機器に微生物等が存在する確率を示す指標として「無菌性保証水準(Sterility Assurance level:SAL)」を用い、10-6以下を達成することで無菌性を保証しているとする。
(注2)消毒とは…
消毒(しょうどく、disinfection)とは、対象物に存在している病原性や有毒性を有する微生物を、その対象物を使用しても害のない程度まで減らすことである。
1. 当たり前ですが、治療用グローブは、全ての医療従事者が患者様お一人毎に新しい物を使用しています。
2. コップ、エプロン等は、ディスポーザブル(使い捨て)の紙製ものを使用し、使いまわしは行っておりません。
必ず患者様ごとに廃棄して新しいものを使用しています。
3. 滅菌バックおよびオートクレープ
使い捨ての出来ない、お口に直接触れるデンタルミラー、探針などの基本セットは、滅菌バッグに入れてオートクレーブ滅菌を行ない、殺菌灯の付いた専用キャビネットに保管します。
滅菌バッグは治療直前に開封するのでそれまで滅菌状態が保たれます。
オートクレーブ滅菌とは高圧蒸気滅菌とも呼ばれ、高温・高圧の飽和蒸気によって滅菌します。
お支払い方法
下記のクレジットカードでのお支払いに対応しております。